僕の人生ギャグ

僕の情けない笑える半生を晒します!

祝 中学校入学

とうとう僕も中学生になった。

 

初めての学ラン、こんなきっちりしている服を着るのは初めてだ

 

学校のカバンも、ランドセルではなく、手持ちカバンだ

持ち物すべて新しくて気持ちがいい

 

今日は念願の入学式

田舎だから、メンツは変わらないが、学校が違う

小学校と比べると大きい、うちの学校は野球グランドとサッカーグランドが別で、

とても豪華だ

 

意気揚々と入学式へ向かう

校舎へ足を踏み入れる

とっても新鮮だ、今日から3年間ここで過ごすんだな、楽しみだな

 

入学式は体育館だそうだ

同級生と一人も会わない

なせだろうか、というか人が誰もいない

 

日を間違えたのだろうか、昇降口へ向かう

 

そこに現れたのは見た目50代のハゲ頭の小太りおっさん

僕を見たそのハゲが言う

 

ハゲ:お前が○○か?

僕:はい、そうですけど

ハゲ:もう入学式は始まっている、急いでこい、私が担任の塩田(仮)だ、

お前が遅刻したせいでシャーペンの芯が指に刺さって取れない

 

僕は申し訳ない気持ちでいっぱいになった、そしてみんなが待つ体育館へ

 

少年愚連隊

小学5~6年生の時に、チーマーや暴走族に影響を受けるようになる。

 

大人に反抗するのって、とってもクールだなって思っていた。

そんな時、クラスで愚連隊を結成する。

 

リーダーはナオヒロというやつだ

 

活動内容は、大人(教師)にいやがらせをして、辞職させるというもの

 

ナオヒロはすでに音楽教師をノイローゼにして、休職させているという強者

 

僕は流されるまま、愚連隊に加入

 

ナオヒロは授業テロを繰り返す

 

理科の実験の際に

ビーカーを教師に投げつける

学校のガラスを割る

授業ボイコット

教室内まで自転車登校

動物の死骸を教員の机に投入

 

ほかにもいろいろあるが、ナオヒロは大人に対して悪の限りを尽くす

やはりここまですると学校内でも問題になる

 

ナオヒロは教師に諭させると、最後のあがきなのか、ある日教室に段ボールを大量に持ち込んできた

 

1時限が始まる前に、自身をホームレスと称し、犬小屋のような段ボールハウスに入ったまま出てこなくなってしまった。

教師がいくら諭そうが、一切聞く耳持たずだ

ナオヒロは授業中はすべてその段ボールハウスに入り、授業をボイコットした。

 

教師も対応しきれないのか、問題起こすよりいいと思ったのか、小学校卒業までナオヒロはホームレスを突き通した。

ズッコケ三人組

僕らはいつも3人で遊んでいた。

 

兄貴肌の友達思いのカズマ

やんちゃで怖いけど、面白いナオキ

天然ボケのギャグマシーンの僕

 

ナオキと僕の家は近いので、学校帰りはいつも一緒

 

ナオキは悪ガキである、悪い遊びが好きなので、いつも付き合わされた

 

家の近くの廃車置き場のクルマに乗ったり、窓ガラスを石で割ったり

ガソリンをビール瓶に入れて、新聞紙をビン口に入れて、火炎瓶にしたり

 

小学生の時はこんなことを日々して遊んでいた

 

カズマとは健全に、サッカーや野球をして遊んでいた、どちらとも楽しかった。

グンマーとして

こうして僕は都会から群馬県へ移住し、晴れてグンマーとなった。

 

群馬弁(上州弁)は喧嘩腰で他県民から見て怖いと聞く。

実際口調はきつめ

 

群馬弁に戸惑いながら、しんちゃんキャラで僕は臆せず交友関係を築いていく。

 

スタートがぶっ飛んでいたので、こいつ面白いと友達は増えていく。

 

すぐクラスの人気者になれた。

 

そんな時、特に仲良くしてくれたカズマ

幼いころから柔道しており、身長は小さいが、ごつくて兄貴肌の気のいいやつ。

 

僕はカズマが大好きだった。

そしてカズマと仲が良かったナオキ

こいつは少し怖い感じ、いじめっ子の代表格といった感じ

正直苦手なタイプ

しかし、カズマの友達だから愛想よくしなければならない

幼いながら、ナオキは敵にしたらいけないと思った。

群馬での生活

群馬まで逃げてきて、お袋は郵送で離婚届を送り付け、子供の生活費等援助を一切受けない条件で離婚は成立した。

 

群馬のじいさん、ばあさんは快く僕を受け入れてくれた。

名字も変わる、お前は今日から○○だ

 

新しい名字の書き方もじいさんに教わった。

 

なんだか周りのスピードが速すぎてついていけない。

 

そして群馬の小学校へ入学することとなった。

 

小学4年からの転校だ

 

都会から田舎の学校へ

 

いろいろ違う点もあった

 

まず教科書

厚さが30%ぐらい薄い

ランドセルも革ではなく、布?の男女とも青いランドセル

給食の牛乳がビンではなく、紙パック、これではフタでめんこができない

食器もアルミではなく、樹脂

学校が都会にくらべ、大きい、特に校庭は倍はある

なんかスレてない子が多い

 

転校初日の挨拶

先生が

今日からみんなの友達になる○○くんです、はい、○○くん挨拶して

 

○○くんでっす!よろしくおねがいします!

 

当時クレヨンしんちゃんしんのすけリスペクトだったもんで、こんな感じでばかっぽく登場してしまった。

 

一同、静寂の後、大爆笑!!

 

これが僕の伝説の幕開け

 

 

そして

小学4年になった僕は、割と周りとうまくやっていて、毎日が楽しかった。

 

しかし、この頃から親父のパチンコで使う金額が増え、月に100万を使うようになった。

完全に両親の稼ぎのキャパを超えている。

借金をしていたと聞く。

 

毎晩夫婦喧嘩が絶えない。

 

隣人から通報で警察までくる騒ぎ。

 

親父は僕に攻撃的になり、毎晩暴力をふるうようになってしまった。

 

あんなにやさしかった親父。

やめて、お父さん・・・・・・・

 

お袋は、親父が夜勤でいない日は、美容師時代の男を家に連れてくるようになった。

 

お袋は、この人が新しいパパだよ。

 

ふざけるな、お前だれだ

 

 

お袋、男、僕、妹とディズニーランドへ行った。

 

妹はまだ幼かったから大はしゃぎ、僕も楽しんでいるフリをした。

男が嫌いだった、目を見れない。

 

ある日の朝

 

物音が騒がしい

 

眠い目をこすり、周りを見渡す

 

知らない大人が家具を運搬している

 

親父がタンスにしまっていた現金袋が無残に引き裂かれている

 

部屋の荷物がどんどんなくなっていく

 

わかがわからず布団の上で泣くしかない

 

お袋が、早く準備しなさい、おばあちゃん家いくわよ

 

妹は旅行と勘違いしているのか大はしゃぎ

 

僕はこの意味がわからなかったが、もうここへ帰ってこれないことだけはわかった。

 

荷物がすべてトラックに載せられ、先にお袋の実家、群馬県までいく。

 

ここで僕は気づく

 

そういえば友達に借りたゲームソフト返してない

 

お袋に事情を話し、友達の家の前まで連れて行ってもらった。

 

しかし、友達にどんな顔して会ったらいいかわからず、玄関前にゲームを置いてきてしまった。

すまん、ちゃんと返せなくて。

 

そして浮気相手の男が運転する車で実家までいくことになった。

 

その後、浮気男に結婚の話まで出たらしいが、僕ら子供がいるのは受け付けられないようだ。

幼い子供心は大人の身勝手な都合に振り回され、無垢な気持ちを失っていく。

 

~新小学校性活~

小学3年が終わる頃~

 

僕にも思春期というか、男と女は違うんだなと思い始める。

~ちゃんはかわいい、~くんはかっこいい。

こういう区別が分かるようになってきたし、僕もなんとなく好きだなって思う女の子ができてきた。

 

そんなとき、押し入れから、親父の愛読書、大人のバイブル、平たく言うとエロ本が出てきた。

当時僕は衝撃を受けた、お袋とは違うハリのある体、すごいの一言だ。

勃起はしなかったと思うが、とてもドキドキした記憶がある。

 

その頃からか、床に自分のペニスをこすりつけると気持ちいいと思うようになってきた。

初めてのオナニーだ。

誰かに教わったわけではないが、気持ちよさとは裏腹に、これはいけないことだと感じるようになる。

こんなことして気持ちいいなんて恥ずかしい、お袋や親父には知られたくない。

 

しばらくこの床オナを繰り返していくと、射精できるようになった。

射精は気持ちいいが、ブリーフが濡れてしまう。

 

この頃から僕は頻繁にブリーフを交換するようになった。

 

そしてお袋からひと言

 

なんでこんなにパンツ替えんだよ、精子でも出てるんか!

 

精子という単語の意味は分からなかったが、図星をつかれているのは確か、

動揺したのが懐かしい。